こちらは、Procreateのブラシライブラリに収めている、ブラシごとの「一般」設定です。
名前の変更やブラシの動作設定が行えます。ブラシサイズ・不透明度の設定は、各ブラシの詳細設定(ストローク・シェイプ・グレイン・ダイナミクス)にも影響します。
ブラシの設定パネルは、Procreate 5より「ブラシスタジオ」に変わりました。「一般」の設定は「プロパティ」と名称を変更しています。⇒ブラシスタジオの設定⑩:プロパティ
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ブラシのプロパティ
ブラシのプロパティでは「ブラシ名の変更」「スタンププレビューを使用」「プレビュー」の大きさの調整ができます。
- 「ブラシ名」の変更は、名前の上をタップするとキーボードが立ち上がるので入力して変更。
- 「スタンププレビューを使用」をONにするとプレビュー画面に、登録しているシェイプが表示されます。
- 「プレビュー」のスライダーを動かすと表示の拡大/縮小ができます。
ブラシの動作
画面の方向に合わせる:ON/OFF
「画面の方向に合わせる」をONにするとブラシ形状がiPadの向きに合わせて描画されます。
そのため、キャンバスを回転させてもシェイプ、グレイン共に向きは変わりません。
OFFの場合は、キャンバスの方向に合わせて描画されます。
キャンバスを回転させて描画する方は、OFFにしておくのがいいでしょう。
入り抜き(クラシック):ON/OFF
入り抜き(クラシック)は、最新の4.2以前の入り抜きの設定に戻すことができます。今までのタッチがお気に入りだった方はONにしましょう。
ブレンドモード
ブラシ自体に焼き込みや乗算など21種類のブレンドモードが選択できます。
こちらはブラシの重なりに対して適用できる設定で、ブレンドモードを焼き込み、または乗算にしてみるとタッチを重ねるごとに色が濃くなっていきます。
輝度のブレンドON/OFF
輝度のブレンドは、ぼかしツールの使用時に有効な設定です。
彩度の高い色に効果的で、色の混ぜ合わせがOFFの時と比べると、濁りが少なく綺麗に混ざります。
ぼかし:なし~最大
こちらも同じく、ぼかしツールの使用時に有効なパラメータで、ぼかしの強さを調整できます。
最大まで上げると強すぎて、消しゴムように縁が消えてしまいます。50%くらいが丁度いいでしょう。
サイズ制限:なし~最大
サイズ制限では、ブラシサイズの最大値と最小値が設定できます。
通常サイドバーで調整している場合、ここの設定よりも大きい、または小さいサイズにはなりません。
おすすめは「最大値」は最大。「最小値」は、なし(0%)にしてサイドバーで調整する方が便利です。
不透明度の制限:なし~最大
不透明度の制限は、ブラシの不透明度の「最大値」「最小値」が設定できます。
こちらも同じく、サイドバーでの調整は、ここの設定よりも超えることはできません。
やはり、どちらも最大となしの設定にして、サイドバーで調整しましょう。
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