こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。

Adobe社のCharacter Animatorを使い始めて早2か月。アニメーションなんて作ったことがない私が、いきなり高機能ソフトに挑戦するという無謀なことをやってきましたが、なんとか扱えるようにはなりました。

今回は、パペットを動かすビヘイビアー の使い方をまとめてみました。

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「顔」と「リップシンク」ビヘイビアー

はじめに、Webカメラに映る自分の表情や顔の動きをリアルタイムで伝えてくれる「顔」ビヘイビアーとマイクの発音で口パクしてくれる「リップシンク」を紹介します。

まずは、Character Animatorには数種類のテンプレートが用意されているので、これを使ってどんな動きをするのか見てみましょう。

レイヤー名(英語)を変えなければ自動でタグが付くので、IllustratorまたはPhotoshopで眼や眉といったパーツを編集することができます。

独自のイラストを作成してタグを適用する

今度は、テンプレートではなく独自のイラストを作成して顔を動かしてみました。

前回のように、レイヤー名(英語)を変えなければ自動でタグが付くのですが、一度Photoshopでフォルダーの位置を変えるなど、編集した場合はタグが無効になります。

レイヤー名に頼らず、タグ付けは正確に覚える必要がありますね。

また、動かすパーツは「+を付けて独立させる」といったことも覚えましょう。

「ハンドルフィクサー」と「ドラッガー」

次は、全身のキャラクターを動かします。

ここでは、胴体が浮つかないようにピンで固定。腕を折り曲げることができるスティックなど「ハンドルフィクサー」を使います。

また、手足を動かせる「ドラッガー」も紹介しています。

ドラッガーで手足を動かす場合、「腕のIK」を使うと不自然なひじの曲げおよび腕の伸ばしを防ぐことができます。

キーボードでパーツを動かす「トリガー」

Character Animatorはキーボードのキーを割り当ててパーツを動かすことも可能です。

トリガービヘイビアーと言って、パペットに色んな動きをさせたい場合に、よく使うビヘイビアーになります。

フォルダーの位置が重要になってくるので、画像を多く掲載して解説しています。

また「グループ内のその他を非表示」することも重要になります。

「グループ内のその他を非表示」をしなくていいトリガーは、スワップセットを作成してください。

レイヤーを連続して表示する「サイクルレイヤー」

さらに、複雑な動作をさせたい場合は、レイヤーを連続して表示する「サイクルレイヤー」を使います。

手を振る動作を例にして解説していますが、たくさんレイヤーを使用すると滑らかな動作が可能になります。

ちょうどGIFアニメを作る要領だと言えばと分かりやすいですね。

歩く!走る!など5種類の動作が可能な「歩行」ビヘイビアー

パペットに歩く動作をさせる「歩行」ビヘイビアーを解説しています。

こちらは、基本姿勢の歩く動作から走る動作まで5種類のパラメーターがあります。

私のお気に入りは、こそこそと歩く!ですね。非常にコミカルです。

設定など複雑になってきますので、2つの記事に分けています。

こちらは、歩行ビヘイビアーをアレンジしてみました。通常2足歩行を想定したビヘイビアーですが、4足歩行も可能です。

リプレー|録画した1シーンをトリガーする

リプレーは、パペットの動作を録画した1シーンをトリガーすることができます。

リプレーはビヘイビアーではありませんが、Character Animatorの録画機能を使う方法です。

パペットの顔の向きを変える「ヘッドターナー」

ヘッドターナーは、Webカメラに向かって顔の向きを変えると、パペットも同じように左右・上下など7方向に向きを変えてくれるビヘイビアーです。

それぞれのビューを作成しなければいけませんが、表情が豊かなパペットを作ることができます。

フォルダーの階層構造も今までと違ってくるので、ここも詳しく解説しています。

パペットが「呼吸」するビヘイビアー

このビヘイビアーは、呼吸をしているようにパペットの胸部を膨らませたり収縮させたりします。

ドラッグした方向にビューを表示する「モーショントリガー」

モーショントリガーは、マウスでドラッグした方向にビューを表示してくれるビヘイビアーです。

こちらも「ヘッドターナー」のようにそれぞれのビューを作成しなければなりませんが、スクリーン上を自由に移動するパペットを作ることができます。

パペットのまぶたを「自動瞬き」するビヘイビアー

瞬きはWebカメラでもできますが「自動瞬き」を適用すると、規則的または不規則に表示することができます。

パラメターで調整できて、瞬き以外にも活用方法がありそうです。

楽じい

Character Animatorには今回紹介した以外にも、面白いビヘイビアーが揃っています。使い方を理解した上で随時更新していきます。では・・・

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