こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
Character Animatorには、Webカメラや音声を使ってパペットを動かせるほか、キーを割り当てるトリガーやサイクルレイヤーといった様々なビヘイビアーがあります。
今回は、より複雑な動作を1つのキーでコントロールできるリプレー機能を紹介します。
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リプレーを使ったトリガー
リプレーは、パペットの動作を録画した1シーンをトリガーすることができます。
例えば、腕の動作をさせたい場合、割り当てた複数のキーで操作しますが、この動作を録画しておくと1つのキーで表現することができるようになります。
これと似たビヘイビアーにサイクルレイヤーがありますが、こちらはフォルダーの作成が必要です。また1パターンになりがちなので複雑な動作はリプレーを使った方が便利です。
腕の動作をリプレー
さて使用方法ですが、まず録画をします。腕の動作を数秒録画しました。
「録画」モードの赤いボタンをクリックするとカウントダウンが始まり、録画を開始することができます。
録画が終わるとタイムラインに、複数のテイクバーが表示されます。
この中からトリガーのテイクバーを選択して、右クリックします。
「リプレーおよびトリガーを作成」を選ぶと、そのままリプレーはプロパティーパネルにトリガーはトリガーパネルに作成されます。
このままトリガーパネルでキーを割り当てると、スクリーンで腕の動作をリプレーしてくれます。
今回は、12秒のリプレーを作成したので(L)キー1っで、あとは何もしなくてもパフォーマンスを演じてくれるって言うわけですね。
とても便利です。
また、キーを割り当てなくてもプロパティーパネルから「リプレー」を再生することも可能です。
こちらの方法は、割り当てるキーがなくなってくると便利ですね!
言うまでもなく、リプレーは何度でも使用でき、リプレーを組み込んだシーンも再度録画することができます。
リプレーを作成する時の注意点
リプレーを作成する時の注意点を言うと、テイクバーを選択するときに使いたいテイクのみを選択しましょう。
今回の例ではトリガーのみです。
仮にトランスフォームも選択したリプレーを作成してしまうと、位置情報が決められるため再生シーンもそれに合わせなけばなりません。
つまり、再生した時にパペットの位置が変わった!大きくなった!ということになるので、必要ありません。
同様にオーディオやWebカメラの情報も不要ですね。
複雑な動作を1つのキーでコントロールできるリプレー機能をの紹介でした。ではまた・・・