こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
今回は、Character Animatorのヘッドターナーを使って、パペットの頭の向きを変てみます。
このビヘイビアーは、Webカメラに向かって顔の向きを変えると、キャラクターも前面、斜め、側面などの異なるビューのグループを切り替えることができます。
また、トリガーを使ってビュー呼び出すことも可能です。
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Webカメラで切り替え可能なビューは7種類
Webカメラで切り替え可能なビューは以下の7種類です。
- 正面
- 右斜め
- 右側面
- 左斜め
- 左側面
- 上向き
- 下向き
7種類のグループにタグを付けたあと、グループ内の眼や眉毛などにもタグを付けると、その角度でWebカメラに反応して表情を変えることもできます。
フォルダーの階層構造
はじめに、Character Animatorで大事なフォルダーの階層構造です。
まず、最上階層[+パペット]の中に、大きく分けた[>Head]と[>Body]の2つのグループを作ります。
[>Head]の中には、作成した7種類のグループを入れます。
さらに、各ビューグループの中に[眼][眉][口]といった顔のパーツグループが入ります。
全てのグループが完成すれば、Character Animatorでタグ付けの作業となります。
レイヤーの名前、タグ付けについてはこちらの記事をお読みください!↓↓↓
単純に正面だけのパペットの7倍の作業量ということになりますが、達成感も7倍ですね!
もちろん、パペットの表情も非常に豊かになります。
ヘッドターナーの適用
全てのフォルダーにタグを付けたら、ヘッドターナーを適用します。
適用する場所は、7種類のグループが入っている [>Head] の1か所です。
レイヤー横のビヘイビアー列から+マークをクリックして、「ヘッドターナー」を選択すればOK!
これでWebカメラに反応して、頭の向きが変わります。
今までの作業は何だったんだろう?って言うくらい簡単に適用することができます。
パラメーターの調整
適用後、パラメーターはプロパティーパネルに追加されます。
こちらも調整は「感度」のみ!
ビューの切り替えが早すぎる場合は値を小さくし、遅い場合は値を大きくします。
値の範囲は、0%から1000%まで調整可能です。動きを見ながら調整してください。
キーで呼び出すことも可能
ヘッドターナーはWebカメラでビューを切り替えますが、キーで呼び出すことも可能です。
こちらは、キーを割り当てるトリガービヘイビアーを使いますが、必ず表示させたいビューを呼び出せるので便利ですね。
頭と同じように「右側面のBody」も作成しておくと1つのキーで同時に表示することができます。
トリガービヘイビアーについては以下の記事で解説しています。参考にしてみてください。