ブラシスタジオのレンダリングは、前バージョンの「ダイナミクス」のグレーズモードをさらに細かくカスタマイズできるようになりました。
グレーズモードに4タイプ、ブレンドは2タイプから選択可能です。またストロークの輪郭を水彩画のように表現できる「ウェットエッジ」と「焦げたエッジ」の2つのパラメータが追加されています。
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レンダリングモード
- 「グレーズ(ライト)」⇒Procreate 標準のブレンドモードです。前バージョンの「標準」に相当します。
- 「グレーズ(均一)」⇒Photoshopで使用されるレンダリングに似ています。(Procreate Handbookを参考)
- 「グレーズ(強い)」⇒標準のブレンドモード(ライト)を重ねてペイントしたような質感(透明感なし)
- 「グレーズ(ヘビー)」⇒透明感を保ちながら標準よりも色が濃い。
- 「ブレンド(均一)」⇒標準よりウェットミックスの効果があります。
- 「ブレンド(強い)」⇒ウェットミックスの効果をさらに誇張します。
ブレンド
ブレンドは、上で選択したレンダリングモードのストロークを調整します。
- 「フロー」(なし~最大)⇒ブラシの輪郭をぼかすパラメーター。(なし)では全く描画されません。
- 「ウェットエッジ」(なし~最大)⇒ブラシの輪郭を柔らかくぼかし、絵具に水を含ませたような質感になります。
- 「焦げたエッジ」(なし~最大)⇒ブラシの輪郭を暗くするパラメーター。色が重なった部分に「カラーバーン」効果を作成します。
- 「焦げたエッジモード」⇒焦げたエッジを有効にした場合のブレンドモードを設定。
- 「ブレンドモード」⇒ブラシストローク全体のブレンドモードを設定。
- 「輝度のブレンド」(ON/OFF)⇒通常、ブレンドモードはブラシストロークの色の値に影響しますが、「輝度」をONにすると明度値をブレンドします。
「輝度のブレンド」は、ブラシをぼかしツールに切り替えた時に有効です。ONにすると色の混ぜ合わせに、濁りが少なく綺麗に混ざります。以前の記事を参照
ブラシスタジオの設定④:グレイン前 次ブラシスタジオの設定⑥:ウェットミックス
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