ブラシスタジオのグレインの設定に「テクスチャあり」の項目が追加され、Photoshopのようにストロークが途切れてもテクスチャが繋がるようになりました。主にパターンを配置するように設計されたテクスチャブラシに効果的です。
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グレインソース
グレインソースもシェイプと同様に参照元から移動しました。
右上の「編集」→「読み込む」をタップで、Procreate内の「ソースライブラリ」やiPad内の「写真」や「ファイル」転送でグレインソースを入れ替えることができます。
※「ペースト」は、Procreateで作成した画像のレイヤーをコピー&ペーストで読み込むことができます。
グレインの動作
グレインの動作設定は、[移動中]と[テクスチャあり]に大きく分かれました。
[移動中]は、ストロークの動きに合わせてグレインも移動する設定で、その中でグレインの動作を遅らしたり、回転させたりとグレインの模様を変化させることができます。
対して、[テクスチャあり]は静的です。固定されたグレインの模様をペン先の形(シェイプ)でなぞるように描画できるため、グレインの模様を変える必要のないブラシには[テクスチャあり]に設定できます。
[移動中]
「動き」「比率」「拡大縮小」「回転」の4っ設定は、前バージョンと内容は同じです。
画像での解説は、こちらをご覧ください
- 「動き」(スタンプ~回転)⇒ストローク中のシェイプの動きに合わせてグレインの動きを調整。スライダーを回転(100%)より下げるとブレた線になります。
- 「比率」(なし~最大100%)⇒グレインのサイズを調整するパラメータ(拡大・縮小)
- 「拡大/縮小」(クロップ済み~サイズに追随)⇒筆圧で、ブラシサイズに追随してグレインのサイズを変化させる設定。※Apple Pencilの筆圧設定を無効にしているブラシには変化がありません。
- 「回転」(-100%~ストロークに追随)⇒ストロークする方向にグレインの向きが変わるパラメータ。最大の「ストロークに追随」でグレインの向きがストロークする方向に回転。-100%は逆方向に回転です。
- 「深さ」(なし~最大100%)⇒グレインの模様を表示する強さの調整。100%で鮮やかに表示し、0%ではシェイプ形状だけの表示となります。
- 「最小の深さ」(なし~最大100%)⇒深さの最小値を設定。
- 「深さのジッター」(なし~最大100%)⇒深さをランダムに表示する設定。
- 「オフセットのジッター」(ON/OFF)⇒グレインの動きをより自然にする設定です。[移動中]に設定したブラシには、通常ONです。
OFFにするとグレインが静的となりパターンを配置するように設計されたブラシでは、[テクスチャあり]と同等の効果が得られます。ただしこの場合は、「動き」を最大の回転(100%)にする必要があります。
- 「ブレンドモード」⇒グレインの模様に、乗算や比較など13種類の効果をあたえます。
- 「明るさ」(-75%~最大75%)⇒マイナス方向で明るく、プラス方向で暗くなります。
- 「コントラスト」(-100%~最大100%)⇒マイナス方向で弱いコントラスト、プラス方向で強くなります。
[テクスチャあり]
Procreateのブラシは、「グレイン」の画像の上にブラシの先端である「シェイプ」の形状で模様が描けるよう2つの画像から構成されています。
例えば、グリッド模様の「グレイン」に、模様のない「シェイプ」で描画するとグリッド線が描けます。この時、一旦ストロークが途切れると次に描画する時には「グレイン」がズレて描画されていました。
今回、Procreate5になったグレインの設定には「テクスチャあり」の項目が追加されたことで、この問題が解決します。
デフォルトで、「移動中」になっているテクスチャブラシは「テクスチャあり」に切り替えることをお勧めします。
また、「テクスチャあり」に切り替えると「動き」や「回転」といった動作設定はできなくなりますが、「比率」「深さ」「ブレンドモード」の設定はできます。
グレインのフィルタリング
ここの設定は、シェイプのフィルタリングと同様に、デフォルトの「フィルタリングを改良済み」のまま変更する必要はないと思います。
前バージョンの設定に戻したければ「クラシック」を選択してください。
ブラシスタジオの設定③:シェイプ前 次ブラシスタジオの設定⑤:レンダリング