ブラシスタジオの入り抜きは、ストロークの開始と終了の線の細さ「テーパー」を調整します。項目は、Apple Pencil 使用時の「筆圧」と指でストロークした場合の「タッチ」に分かれています。
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入り抜き(筆圧)
Apple Pencilを筆圧によってブラシサイズ変化させた場合、この入り抜き(筆圧)の調整で、テーパーの長さや鋭さなどがより強調されます。
※Apple Pencilの項目で筆圧を無効にしているブラシは効果が薄いです。
テーパースライダーは、ストロークの最初と最後のテーパの長さを視覚化します。ストロークの開始、終了、またはその両方でテーパーを設定できます。
開始と終了のテーパーの長さを同じにしたい場合は、下の[先端のサイズを一致]をONにします。
- 「サイズ」(なし~最大100%)⇒テーパースライダーで設定した範囲の程度を調整します。数値が高いほど、テーパーが細くなります。
- 「不透明度」(なし~最大100%)⇒入り抜きの不透明度を調整します。数値が高いほど、ストロークの開始と終了の線が緩やかに薄くなっていきます。
- 「筆圧」(なし~最大100%)⇒筆圧によって変化したブラシサイズを滑らかにします。数値を上げるほど自然なテーパーを作成します。
- 「先端」(シャープ~ソフト)⇒テーパー先端の鋭さを調整します。数値が低いほど、先端が鋭くなります。
- 「先端のアニメーション」(ON/OFF)⇒テーパーの先端を速やかに描画。通常ONでOKです。
入り抜き(タッチ)
通常、指でペイントする場合は、ブラシサイズの筆圧設定はできませんが、ここの入り抜き(タッチ)の設定で、ブラシストロークの開始と終わりにテーパが追加できます。
「筆圧」以外の調整項目は、Apple Pencil 使用時と内容は同じです。
入り抜きのプロパティ
テーパ設定を、Procreateの前バージョンで使用していたタイプに戻します。
「前のテーパー動作の方が良かった」と思えるなら[入り抜き(クラシック)]をONにしてください。
ブラシスタジオの設定①:パスの境界線を描く前 次ブラシスタジオの設定③:シェイプ