Procreateの塗りつぶしツール（ColorDrop）と「基準」を組み合わせて使う方法

Procreateの塗りつぶしツール（ColorDrop）とレイヤーのオプションメニューにある「基準」の解説です。

Procreate 塗りつぶしツール（ColorDrop）

ColorDropは、右上のカラーアイコンからドラッグして手を離すと線で囲まれた部分を塗りつぶすことができます。

また、ドラッグしたまま、ホールド(少し待つ)すると上部に「しきい値」が表示され、ホールドしたまま指を離さず、左右にスライドさせて着色範囲を微調整することもできます。

右にスライドすれば「しきい値」が髙くなり、左にスライドすれば「しきい値」が低くなります。

特に細かい個所を塗りつぶす場合、しきい値が高いと囲まれた線からはみ出して着色され、低いと塗り残しやすくなります。

細かい範囲または、複雑な形状を塗りつぶす場合は、「しきい値」を調整すると綺麗に塗りつぶすことができます。

Procreate 基準(リファレンスレイヤー)

次に、ColorDropをより便利に使う方法です。

ColorDropは素早く着色できる大変便利な機能ですが、単体で使うと主線レイヤーに着色されます。

描いた主線をそのまま残し、別のレイヤーに着色できる機能が基準(リファレンスレイヤー)です。

後から編集できるので、イラストを作る時はぜひ活用したい機能です。

オプションメニューから「基準」を選択

「基準」に指定したいレイヤー(主線レイヤー)上で1回タップ→表示されるオプションメニューから「基準」を選択→レイヤーを追加します。

追加レイヤーにも「基準」が有効になり描いた主線通りに塗りつぶすことができます。

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