Procreateをより快適に使用するために「環境設定」が用意されています。

設定は全部で11項目あるので、一度チェックしてみてください。

この記事では設定方法と私の使用感を紹介しています。

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環境設定はアクションパネル内にあります。

明るいインターフェース

「明るいインターフェース」のON/OFFの切替で、インターフェースを黒から白(明るい)に切り替えることができます。

ONにすると明るいインターフェースでOFFは黒色のインターフェースです。

背景色が暗い色なら「明るいインターフェース」、背景色が明かるい色なら「暗いインターフェース」にするとツールがくっきりと映り、見やすくなります。

また、レイヤーのサムネイルも暗い色で描画した時は、明るいインターフェースにすると見やすくなります。

下絵で描いた黒い線がくっきり映りますね。

右利きインターフェース

「右利きインターフェース」のON/OFFの切替は、サイドバーの左右の移動です。

デフォルトではONになっていますが、右利きの人は右手で描画して左手でサイドバーの操作をすると使いやすいと思います。

なのでここはOFFにしてサイドバーを左に移動しましょう。

ブラシカーソル

ブラシカーソルのON/OFFは、ブラシ形状の表示・非表示です。

ブラシ形状が表示されると、塗る範囲が分かりやすくなります。

また、消しゴムやぼかしにも適用しているので、ここはONにすることをおすすめします。

AirPlayキャンバス  プロジェクトのキャンバス

抜粋:Procreate Artists ‘Handbook

「AirPlayキャンバス」をONにすると、キャンバス全体をTVで表示することができます。

ツールも非表示にできるので、描いている絵の全体像が確認できます。

使用するには、iPadのコントロールセンターから画面ミラーリングをONにしてApple TVと接続します。

全体像をTVで確認できるので、手元のiPadはキャンバスを拡大して作業できそうです。

細かい作業が多くなると非常に便利だと思います。

照れる楽じい

こちらは使ってないので、私は「オフ」です。

スピード取り消しの遅延

「スピード取り消しの遅延」のスライダーは、ジェスチャーで戻す(アンドゥ)とやり直し(リドゥ)の開始時間を設定するものです。

Procreateは250工程前まで連続して操作をやり直すことができますが、開始時間が短いと誤動作の原因になるので、ここはデフォルトの[0.65s]で特に問題はないでしょう。

誤動作というのは、描画中に偶然2本指がキャンバスに触れた為、「元に戻ってしまった」といったような事です。

キャンバスに指を置く癖のある人は、スピード取り消しを「オフ」にすることも可能です。

QuickLine遅延

謝る楽じい

QuickLineは、4.2バージョンよりQuickShapeと変わり、円や曲線などが描けるようになりました。それに伴い「遅延」パラメーターもジェスチャーコントロールパネルに移動しています。

QuickLineは、ストロークの途中で一時ホールド(少し待つ)すると直線に補正されるツールです。

「QuickLine 遅延」のスライダーは、ホールドする時間を設定することができます。

ゆっくりストロークする人は、長めに設定するといいでしょう。短い時間だと思わぬ時に補正されて直線になってしまいます。

気になる方は、これも誤動作を防ぐために「オフ」にすることができます。直線を引きたい時に使うようにすると便利ですね。

インターフェースの自動非表示

謝る楽じい

Procreate4.2バージョンからなくなりました。

インターフェースの自動非表示はデフォルトでは「オフ」になっています。

有効にすると、描画ツールのブラシ・消しゴム・ぼかしを使うとすぐに、上部のツールバーとサイドバーが非表示になりフルスクリーンとなります。

スライダーは、キャンバスからペンを離してからツールバーを表示するまでの時間を調整します。

描画中は、常にフルスクリーンにしたい人は活用してください。

選択部分のマスクの透明度

「選択」された状態になると選択部分の外側が斜線で表示されます。

「選択部分のマスクの透明度」のスライダーで、この斜線の透明度を調整することができます。

透明度を上げると斜線が濃くなり選択部分が分かりやすくなりますが、周りとの色合いを調整したい時には斜線が邪魔になったりします。

透明度を下げて設定するか、どうしても気になる人は設定を「オフ」にすることもできます。

お絵描きする

私は通常30%くらいに設定しています。周りと比較したい時は「オフ」にして使い分けています。

他社製スタイラスを接続

Procreate4.1バージョンで接続できるスタイラスペンは「Adonit」「Pogo Connect」「Wacom」の3製品とApple Pencilです。

製品名をタップして接続してください。

「Apple Pencilを使用する場合は、接続する必要はありません。すぐに使い始めることができます。」

筆圧曲線を編集

「筆圧曲線を編集」は、Apple Pencilなどの筆圧に対応したスタイラスペンを使う場合の設定です。

ブラシの詳細設定で筆圧を有効にしたブラシに対応するもので、「筆圧曲線」が直線の場合は、ブラシの詳細設定通りに反応します。

「筆圧曲線」を滑らかなカーブにするとストローク中の筆圧の強さがより滑らかになります。

顕著に現れるのが筆圧を最大に設定したブラシに、ブラシサイズを最大にした場合。

微妙な筆圧の強さが伝わり、ブラシサイズの変化が自然になります。

またストロークの始めと終わりに細い線の「入り」と「抜き」を出すようにするには、編集ポイントを少し移動すると軽い筆圧の操作がしやすくなります。

上図のストローク始めのポイントを右へ移動すると「入り」の線が細くなり、終わりのポイントを下へ移動すると「抜き」の線が細くなります。

移動すると極端に変化するので、「少しずらす」のがコツです。

「筆圧曲線を編集」は、サイズ・不透明度の筆圧を有効にした全てのブラシに影響するので、変化を望まないブラシは「ブラシの詳細設定」で調整するといいでしょう。

ブラシの詳細設定についてはこちらを参考にしてください。

ジェスチャコントロール

「ジェスチャーコントロール」では指を使ったジェスチャーにどのようなツールを割り当てるかカスタマイズできます。

設定方法はこちらにまとめています。

【Procreateの使い方】まとめページはこちら

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