ブラシスタジオの[カラーオプション]は、ブラシ先端のシェイプの描画色をストローク内で変化させる設定が行えます。
こちらもPhotoshopと同じようなブラシ設定が、Procreate5よりできるようになりました。
スポンサーリンク
カラーオプションの設定方法
[カラーオプション]は、4っの項目に分かれており、その内容は以下の通りです。
- 「スタンプカラーのジッター」は、シェイプの描画色をストローク中に変化。(描画色はランダムに変化)
- 「ストロークカラーのジッター」はストロークするごとに変化。(描画色はランダムに変化)
- 「カラー筆圧」「カラーの傾き」はApple Pencilの筆圧と傾きに合わせて描画色を変化させます。
また、各項目には、「色相」「彩度」「明るさ」「暗さ」「第2カラー」のスライダーを調節して、それぞれの変化率を設定します。
なお、設定する際にシェイプの間隔を空けると色の変化が分かりやすいです。
設定は、[パスの境界線を描く]→[間隔]から
「色相」
色相の変化を設定します。変化率を高くするほど色相環全体に及び、描画色がカラフルになります。同系色で変化させたい場合は、変化率を低くしましょう。
変化率を低くした場合。
「彩度」
彩度の変化を設定します。変化率を高くするほど、白に近い色が出現します。彩度を統一した色で変化させたい場合は、変化率を低くしましょう。
変化率を低くした場合。
「明るさ」と「暗さ」
「明るさ」と「暗さ」は、2っのスライダーを調節して明度の変化を設定します。
例えば、明度100%の色は「明るさ」を調節しても変化がありません。
「暗さ」だけの調節となります。
逆に、明度0%の黒色には「暗さ」を調節しても変化はなく、「明るさ」だけの調節となります。
また、明度50%の色を「明るさ」だけで調節しても明度50%以下の描画色は出現しません。選択した色から明るい色で統一したい場合は「明るさ」だけを調節しましょう。
選択した色から暗い色で統一したいなら「暗さ」だけの調節です。
※同じ事が、「カラー筆圧」と「カラーの傾き」の項目にも言えますが、こちらは「暗さ」のスライダーがない為、明度100%の色には変化がありません。
なぜ、そうなっているのかは不明です。
対策としては、第2カラーに暗い色を指定すると、その効果は表れます。第2カラーの指定は、カラーピッカーできます。
こちらをご覧ください。
ブラシスタジオの設定⑥:ウェットミックス前 次ブラシスタジオの設定⑧:ダイナミクス