ゆがみフィルターは、Procreate4.1から追加された機能です。
キャンバスをタッチすると 渦巻状 に変形、または 膨らみ や 縮小 など画像に変化がつけられます。
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ゆがみ
ツールバーの「調整」を開いてから「ゆがみ」をタップ
画面下に用意された各アイコンの役割は以下のようになります。
- 「プッシュ」「時計回りに渦動」「反時計回りに渦動」「ピンチ」「膨満」の5っのモードは画像の変形
- 「変形の再構築」「アジャスト」「リセット」は部分修正やリセットを行うことができます。
- 「サイズ」は ブラシのサイズの設定。
- 「筆圧」は変形速度の設定。パーセンテージを上げて、強く押さえるとより変形速度が早くなります。
渦を巻くように画像が変形
「時計回りに渦動」「反時計回りに渦動」は、キャンバスにタッチすると渦を巻くように画像が変形します。
「筆圧」が強いと早く回り「サイズ」の大小で、模様が粗くなったり細かくなったりします。
ちょうど水に浮いたインクを混ぜるように「筆圧」「サイズ」ともに小さめで、ゆっくりとブラシを動かすのがコツです。偶然できた模様に美を感じることができるでしょう。
ちなみに上の画像は、筆圧50% サイズ20%で変形させました。
「プッシュ」で部分変形
プッシュで画像の部分変形ができます。
こちらもブラシサイズを変形させたい部分に合わせて、伸ばしたり曲げたりと画像に変化が加えられます。
上の画像はひまわりの向きを変えました。こちらはブラシサイズを大きくして画像を変形させた例です。
平面に描かれたひまわりに躍動感を持たせてみました。
膨満(ぼうまん)とピンチ
「膨満」は、タッチした箇所を中心に画像がふくれ上がり、「ピンチ」は縮小します。
アジャスト
変形操作を行うと「アジャスト」が有効になるので、やり過ぎた場合はスライダーで調整できます。
スライダーが0%になると操作前に戻ります(リセットと同じ)
また、上部のツールバー(調整)を一旦閉じてしまうとこの操作はできません。
変形の再構築
「変形の再構築」も修正機能ですが、こちらはブラシをタッチした部分に反応します。
アジャストと同じように部分的に変形操作が元に戻っていきます。
「プッシュ」を使って大きく変形させる時など「変形の再構築」で形を整えながら作業を繰り返すにはおすすめの機能です。
以上、ゆがみフィルターの使用方法と作品例を紹介しました。参考になれば幸いです。