こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
今日は「Procreateの遠近法ガイド」を紹介します。
Procreate3.0には、早期アクセス(240円)で次回のアップデートを待たずに遠近法ガイドが利用でます。
もちろん必要のない方は、無料公開されると使えるようになれますが、わたしは待ちきれなかったので購入して試してみました。
・・・でこれがやってみると意外と簡単にできたんです。まぁ超初級レベルですが、背景がうまく描けるようになります。
人物のイラストを描いたけど、背景もササッと描いてみたい!そういう方にはオススメの機能です。
同時に購入した「パースがわかる本 」を片手に背景イラストに挑戦しました。
遠近法ガイドの説明
Procreate3.0の遠近法ガイドを購入すれば、アクションパネル内のキャンバスの項目からガイドを編集できるようになります。
遠近法ガイドの編集画面では、消失点を3つ(3点透視図)まで配置してパースのガイドが作れます。
消失点が1つなら1点透視図、2つなら2点透視図です。上記の画像は3点の消失点を配置して描いてみました。
ウン!ビルを下から見上げたように、うまく描けてる(笑)
また、キャンバスに表示するガイド線の太さや濃さを調整するには、画面下のスライダーで調整できます。
ガイドに沿って正確な直線を描きたい時は、レイヤーのサムネイルをタップして「ガイドアシスト」を選択。
この「ガイドアシスト」を利用すれば、背景イラストの中でも建物(ビル・住宅・校舎)などの人工物がうまく描けるようになります。
こちらは、1点透視図です。透視図法の中でも一番シンプルなやつ。
これは、2点透視図。消失点が2つあります。
透視図法とは、本来永遠に交わらない平行線を消失点というポイントを設けることで、奥行き感や立体感を表現する図法のこと。
消失点はどこに打つのか?
ここで、消失点をどこに打つのかってことなんですけど・・・基準となるのは、人の眼の高さです。
遠近法ガイドを使って、ササッと背景が描けても、この消失点の位置を間違えてしまうと台無しです。異次元空間になってしまいます。
この2点透視図の2つの消失点を結んだ赤色の線が基準線です。
基準線を人の眼の高さにあわせて、人物を入れて(描いて)みると・・・
うまく遠近感が出ましたね。
1点の消失点は、「ガイドアシスト」を選択して地面と平行に基準線を引いてみました。
3点透視図は、1つ目と2つ目に打った消失点を結んだ線が基準線です。これも地面と平行です。
人物と後ろのビルがマッチしています。よね?(笑)
こんな感じで・・・パースがわかる本を一読して、理解したことをProcerateで実践してみました。
練習すれば、もっといいイラストが描けるかも・・・です。
意外と簡単に描けたんで、遠近法ガイドは早期アクセス(240円)の価値ありですよ!
遠近法(パース)とそこで使用される透視図法は難しい・・・と思っていましたが、建物等の人工物は段階を追って理解していけば難しくありません。次は自然物の背景にも挑戦です。