Procreateのカラーパレットは、4種類のパレット表示と、色を選択、変更、保存することができます。
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インターフェース
Procreateカラーパレットにアクセスするには、ツールバーの右上 現在選択中の色を表示 した丸いアイコンをタップします。
表示されたインタフェースの2分割された四角い窓は、左が元の色(前工程で塗った色)。右は丸いアイコンと同じ現在選択している色を示しています。
中央には色の保存・変更ができるパレットが表示され、下のタブでは「ディスク」「クラッシック」「値」「パレット」の各モードにアクセスすることができます。
またProcreateにはキャンバスから色をすばやくサンプリングできるEyedropper(スポイト)ツールも備えています。
Eyedropper(スポイト)については別記事で解説しています。
ディスク
デフォルトで表示される「ディスク」はProcretate独自のカラーディスクです。
外側のリングは色相。内側のディスクで彩度・明度を調整します。
内側のディスクはピンチアウトすると拡張することができ、彩度・明度のより細かな調整が可能です。
また、ディスクの中心や外周あたりをダブルタップすると補正され正確な値を取得することもできます。
ディスクの中心点なら彩度・明度とも50%の位置。外周45°の位置なら彩度・明度とも100%など正確な位置が45°間隔で選択できます。
タッチ操作だけで特定の色を素早く取得しやすくなります。
なおこの操作はディスクを拡張しなくてもできます。
- 中心点:彩度50% 明度50%
- 0°:彩度100% 明度50%
- 45°:彩度100% 明度100%
- 90°:彩度50% 明度100%
- 135°:彩度0% 明度100%
- 180°:彩度0% 明度50%
- 225°:彩度0% 明度0%
- 270°:彩度50% 明度0%
- 315°:彩度100% 明度0%
クラシック
Procreateには、馴染み深いクラシックカラーピッカーも付属しています。
HSBスライダーを使用して色を選択。また、ポインターをドラッグして彩度・明度を調整することもできます。
色相・彩度・明度をそれぞれ個別に調整する場合はクラッシックカラーピッカーが適しています。
値
「値」タブは、HSB、RGB、HEXコード(16進数)を入力して正確な色を設定します。
3種類のどのコードを使用しても、他のコードも変更に伴って自動更新されます。
- HSBは「色相」「彩度」「明度」の値を入力
- RGBは、赤(R)・緑(G)・青(B)の値を入力
- HEXは、キーパッドを使用して16進数値を入力します。
パレット
「パレット」は、好みの色を組み合わせて作成したパレットが保存できます。
表示されたパレットライブラリから
- 使用するパレットの選択
- パレットの名前を変更または並び変え
- パレットの追加・削除
- パレット内の色を追加・並び替え・削除・入替
- 他のProcreateユーザーからパレットをインポートすることができます。
パレットの選択
使用するパレットを選択するには、右上ある[デフォルトを設定]ボタンをタップします。
ボタンが青色に変わり、パレットが選択されたことを示します。
このまま下部にある他の3つのタブ[ディスク][クラシック][値]のいずれかをタップすると、選択したパレットが各モードに表示されます。
パレットの名前を変更
パレットの名前変更は、タイトルをタップしてキーボードを呼び出し、名前を変更します。
パレットの並び変え
パレットの並び替えは、[デフォルトを設定]または[デフォルト]をタップ長押し、一度取り出しから目的の場所にドラッグアンドドロップします。
パレットの追加
パレットの追加は、右上+のボタンをタップすると現在選択しているパレット[デフォルト]の上に追加されます。
パレットの削除
パレットの削除は、パレットを左にスワイプして表示されるメニューから「削除」を選択
ダイアログボックスが現れるのでもう一度「削除」をタップします。
パレット内に色を追加・並び替え
パレット内に色を追加する場合は、空いている箇所にタップして追加
並び替えは、タップしてホールド。取り出してから任意の場所まで移動すると並び替えることができます。
パレット内の色を削除・入替
パレット内の色を削除・入替は、タップ長押しで表示されるメニューの中から「削除」
「セット」は違う色への入替です。
尚、[デフォルト]のパレットの場合、追加・並び替え・削除・入替の作業は、各モードでも動作します。