iOSアプリ、Procreateで簡単に木を描く方法をご紹介します。
以前「バランスの良い木がサクッと描けてしまう枝ぶりの法則」な~んて記事書きましたが、あれから3ヶ月。
まだ葉っぱが生えてませんね!今回はその葉っぱを描いていきます。
私のこだわりはサクッと簡単に描ける方法です。
色々と模索して、やっと気づきました。
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ボリュームがあって立体感のある木の葉っぱの描き方です。ではスタート!
ブラシを自作
まづブラシを作りましょう。いきなりですが・・・
簡単に描くにはそれに適したブラシを作るのが一番です。楽をするのは決して悪いことではありません。
時間を掛けて一枚一枚葉っぱを描くなんて全くもって非効率です。ここはブラシを自作します。
大きいキャンパスサイズでも使用できるように、500×500pxで作っておくと扱いやすいです。
シェイプソースは自作。グレインソースは、Proライブラリーから「Blank」を選択しました。
ブラシ設定は、ストロークのプロパティ
- 「間隔」が20%
- 「ジッター」が60%
こんな感じで!適当ですが・・・
使うツールは「Alpha Lock」
では実際に葉っぱを描いていきます。使うツールは「Alpha Lock」です。
葉っぱを増やす手順は、
- レイヤーに葉っぱを描く
- 元のレイヤーを複製してから「Alpha Lock」
- 色を変えてべた塗り
- 移動して立体感を出す。
この工程を2回ほど行い。最後に仕上げます。
画像を使って説明していきます。
手順1.元のレイヤーに葉っぱを描く
自作したブラシで葉っぱを描きます。
これが元レイヤー
とにかくこのレイヤーがないと始まりません。
描くポイントは、枝が適当に隠れる様に間隔をあけて描きます。
いくつも葉の塊があるように描くのがコツ。
ここでボリュームを出そうとする必要はありません。適当に・・・
使った色は暗い緑(#393900)です。
手順2.レイヤーを複製して「Alpha Lock」
元レイヤーに葉っぱが描けたら、レイヤーを複製してオプションメニューから「Alpha Lock」を選択します。
手順3.色を変えてべた塗り
複製して「Alpha Lock」がかかったレイヤーに色を変えてべた塗りします。
ブラシは円マーカーでいいです。
ここはサクッと塗っちゃいましょう。
暗い緑から明度を変えて明るい緑へ
使った色は#737300です。
特に色の指定はありません。ご自由に・・・
手順4.移動して立体感を出す
べた塗りしたレイヤーを少し移動して立体感を出します。
レイヤーを移動したことで、下の暗い緑のレイヤーが影になり立体感が出て、ボリュームもアップします。
この手順2~4をもう一度繰り返すと、さらにボリュームもアップ!
使う色は、さらに明るい緑#949400です。
ここまで掛かった時間はほんの5.6分くらいでしょうか。
簡単にボリュームのある葉っぱが描けました!
仕上げ
最後に仕上げです。
これだけでも木らしく見えますが後少しだけ手を加えます。
レイヤーを追加して細かい葉っぱを描いて調整。
色は明るい緑です。
#b5b500にしましたがお好みで・・・
仕上げのレイヤーにも同じように影レイヤーを追加すればさらに立体感が出るんじゃないでしょうか。
- 「Alpha Lock」を掛けてレイヤーを追加
- 暗い色を塗ってレイヤーを少し移動
影レイヤーの不透明度を調節して完成です。
どうでしたでしょうか?簡単に描くことができました・・・と言っても描いたのは元レイヤーと仕上げのレイヤーだけ。気に入った方は試してみてください。