石垣の描き方を模索していると、軽く発見があったのでご紹介します。
もちろんお絵描きアプリは愛用のProcretate
適当に描いても、だんだん石垣に見えてくる簡単な作画法です。
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使用するブラシは、円マーカーと少しだけボノボチョーク
描画・編集ツールは、ブラシ以外に消しゴムと少しだけぼかしツール
レイヤーは、背景以外2枚のレイヤーだけです。
めっちゃ簡単!しかも適当・・・ではさっそく
適当その1.石垣の石は描かない。
いきなりですが、石垣を描くのに石は描きません。
石を縁取る線を描くのではなく、石の影を描いて立体感を出す方法です。
影だけを抜き出しても文字が読める影文字のように、石の隙間の影を抜き出して石垣を表現します。
手順1.石垣になる壁を描く
はじめに、石垣になる壁を描きます。
今回使用した色は、#cfcfcfと#f0f0f0。そして影の色は黒です。
遠近法ガイドを使って丁寧に描いてもいいですが、ここはフリーハンドで・・・
今日は石垣の描き方なんで・・・
つまり、適当!
手順2.石の模様を描く。
次に、石の模様を描きます。
ブラシはボノボチョークで壁全体に塗りましょう。
不透明度は、50%くらいで薄めに塗ってください。
ボノボチョークはこれ1回限り。あと円マーカー1本です。
手順3.分割する
レイヤーを追加して、縦横に分割します。
この時、近くは大きめに、遠くに行くにしたがって小さく見える 遠近法を意識して分割 しましょう。
不揃いに見える石積も、分割した枠に収めることで綺麗な石垣に見えてきます。
今回はフリーハンドで分割しましたが、正確に分割したいって方は、以前紹介した「階段を描く方法」を参考にしてください。
手順4.交点に小石の影を描く。
次に、分割した縦と横の線の 交点に小石の影 を描きます。
形はひし形にしました。
大小様々なひし形を交点に描きましょう。
適当に・・・
手順5.線をぼかす
描いた影の線をぼかします。
ぼかす理由は、あとで石の表面の影に使えるためです。
これで影の完成です。
くれぐれもレイヤーを追加するのを忘れずに・・・
適当その2.余分な影を消す。
余分な影を消します。
消しゴムのブラシも円マーカーです。不透明度は50%くらいで・・・
消し方は、ひし形の中央から線に沿って消していきます。
ひし形以外の影も消す。
できるだけ影の線を細く残し、隙間の影を抜き出すように消してください。
石と石がくっつく部分ができてもOKです。
偶然、消し残った影も大切に残しましょう。
線をぼかして残った色も、石表面の影に利用します。
全て消し終わるとほぼ完成です。
どうでしょう?私には石垣に見える!
仕上げ
仕上げです。ここは唯一適当ではありません。
全体を丁寧に見て、石の形が不自然な個所。また「これじゃぁ崩れるよな」って所は修正しましょう。
修正の仕方は、不自然な個所を影(黒色)で塗りつぶし、同じ要領で影を消して石の形を整えます。
この最後の仕上げで、より自然な石垣に見えてくるかが決まります。
ほとんど円マーカー1本で仕上げた石垣。どのお絵描きソフトにも標準装備されているツールばかりで描きました。Procreteじゃない方も是非、試してみて下さい。