こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
ついにProcreate 4.3バージョンより「テキストツール」が追加されました。
今までテキストを挿入する場合は、他のアプリを使って Procreateのレイヤーに背景透過で文字を追加 していましたが、今回のアップデートにより不要になります。
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Procreate テキストツール①:テキストを追加
テキストの追加方法は、アクションパネルの「+追加」⇒「テキストを追加」をタップします。
キーボードが出現するので、そのまま文字を入力することができます。
デフォルトでは「テキスト」の文字になっているので、そのままキーボードで編集しましょう。
文字以外の矢印などの記号もOKです。
またiPad標準のキーボードのほか「新しいキーボードを追加…」している場合でも切り替えて入力することができます。
テキストツールは、キャンバス内に複数のテキストが入力でき、それぞれフォントレイヤーとして扱われます。
サムネイルは「A」と表示され、レイヤー名も入力したテキストが表示されるため、管理しやすいですね。
Procreate テキストツール②:日本語の縦書きに対応
日本のProcreateユーザーにはうれしい縦書きにも対応してくれています。
テキストを「横方向」から「縦方向」に変えるには、編集中のカーソルが表示されている状態で、画面をタップして出現するメニューの中から「縦方向」を選択。
※入力したテキストを再度編集するには、テキストを直接 ダブルタップ すると編集状態になります。
他にもレイヤーのメニューから編集できますが、直接ダブルタップした方が効率的です。
Procreate テキストツール③:スタイルを編集
文字の間隔や行間などフォントスタイルを調整するには、キーボード右端の「スタイルを編集」をタップします。
サイズ
フォントサイズを変更するには、変更したいテキストをタップした後、スライダーで調整します。
注意としては、スライダー以外のキャンバスに手が触れ、カーソルが表示されてしまうとサイズ変更はできません。
カーソルが表示された状態からフォントサイズを変更するには、テキストをダブルタップして「すべてを選択」してから行いましょう。
カーニング
カーニングは、指定した箇所の文字間隔をスライダーで調整することができます。
この時は、文字間隔を調整したい箇所をタップしてカーソルを表示します。
トラッキング
トラッキングは、文字全体の間隔を調整します。
こちらもサイズ変更と同様に「すべてを選択」した状態で行いましょう。
レディング・ベースライン
レディングは、テキストの行間を調整します。
吹き出しの中にテキストを挿入する場合は、テキスト全体の上下を調整する「ベースライン」を併用すると微調整ができて便利です。
また、フォント属性では左寄せなどの変更も可能です。
吹き出し等の図形を描く場合は、QuickShapeを使うと綺麗に描けるので、下の記事を参照してみてください。
その他の文字装飾とテキストの回転
他にもテキストツール以外で文字装飾することができます。
文字色のデフォルトは黒色ですが、カラーツールで色を変更するができ、移動ツールを使うとテキストの回転やワープ変形などの加工をすることもできます。
また、調整ツールでの「ゆがみ」などにも対応しています。
一度加工するとテキストレイヤーからラスタライズされ画像レイヤーとして扱われます。このためテキスト編集ができなくなるので注意です。
以上、Procreateの新機能「テキストツール」の解説でした。是非、活用ください!では・・・