こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。今日は動画に文字を入れるiOSアプリ「Vont」を紹介します。
同じ開発者のYouthhrさんから「Phonto」という画像に文字入力できるアプリもリリースされていますが、Vontは動画の文字入力に特化したアプリです。
iPadでテロップ付きの動画を作りたい場合は、iMovieなどと組み合わせて使うと、自由度の高い動画編集ができるようになります。
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Vontでできること
Vontでできることを以下にあげてみました。
- 動画編集を行うタイムライン上の好きな位置に文字入力ができる。
- 55種類の日本語フォント(2018.10現在)が使用でき、英字を合わせる400種類以上のフォントが利用可能(英字は課金あり)
- 文字のサイズ・カラー・影・傾きなど文字装飾ができ、ドラッグで画面上の好きな位置に配置ができる。
- 縦書きにも対応している
- テキストにエフェクトを加えることができる。
ざっと挙げてもかなり自由度の高い編集ができますね。
iMovieなどの無料アプリの多くは、テキストの表示ができても望んだ通りのテロップ表示ができないことが多いので、Vontと組み合わて使うといいでしょう。
ではそれぞれの機能を解説していきます。
好きな位置に文字入力
まず、画面下のカメラアイコンをタップして動画を読み込みます。
「オリジナルのビデオを使う」か「正方形に切り取る」か選択してからiPadのカメラロールに移動⇒編集したい動画を選択します。
読み込んだ動画の下にタイムラインが表示されるので、好きな位置(赤色の線)に合わせて文字を入れてみましょう。
後で編集できるので、まずは文字入力。どこでもいいので画面をタップすれば「文字を追加」が表示され、キーボードが開きます。
キーボードで入力できるテキストなら何でもOKです。絵文字・記号なども入力できます。
55種類の日本語フォント
テキストの編集メニューには、入力した「文字」を再入力できるほか、「フォント」「スタイル」「サイズ」「傾き」「移動」となってます。
Vontアプリのうれしい所は、やはり55種類の日本語フォントが使えるところでしょう。
英字フォントの豊富なアプリは多くありますが、無料で日本語フォントに対応しているのがうれしいですね。
デフォルトでは10種類ですが、ダウンロードすれば使用することができます。
文字の装飾
テキストの編集メニュー「スタイル」から文字の装飾ができます。
上部の[色]を選択するとテキスト、枠線、背景のカラーが変更でき、テキストの不透明度の調整もできます。
となりの[スタイル]は、影の調整ですね。どちらもスライドバーで行い+-のボタンで微調整です。
テキストサイズ・傾き・移動・カーブ
次に、テキストの「サイズ」「傾き」の調整と「移動」
そしてメニューを左にスワイプすると「カーブ」の調整ができます。
サイズ・傾きの調整は、こちらもスライドバーを動かすか+-
カーブの調整も同じ方法で行います。
テキストの移動は、固定されたレイアウトとドラッグで自由に配置
テキストの移動方法は、ポップアップウィンドゥの[レイアウト]をタップすれば、9箇所の固定されたレイアウトを選ぶことができます。
これ以外では、カーソルで移動。またテキストを直接ドラッグして、自由に配置することもできます。
Vontアプリの大きな特徴は、このテキストの配置が好きな場所に設定できることですね。
高価なアプリにはありますが、無料で使用できる動画編集アプリには、私が探した限りではないです。
テキストにエフェクトを加える
もう一つVontアプリの大きな特徴は、テキストにエフェクトを加えることができます。
画面下の「なし」をタップしたあと、ポップアップから「フェード」「ズームイン・アウト」「スライド」「横切る」といった種類が選べます。
テキストが出現する「イン」にはズームイン、消去する「アウト」にはフェードなど色々と組み合わせが可能ですね。
エフェクトの速さもスライドバーで調整できますし、テキストの出現、消去の時間もタイムラインから自由に設定することができます。
タイムライン左横の数字は、現在(2)つのテキストを挿入しているということですが、ここではエフェクト設定後の編集ができるようになってます。
全体のプレビューを見ながら微調整ができますね。もちろんテキスト装飾などの編集も可能です。
課金の内容
無料でも充分使えるアプリだと思いますが、課金すると次のような内容で使用することができます。
- ビデオ機能の制限解除(240円)
- フォントのロック解除(240円)
- 広告の非表示(240円)
このビデオ機能の制限解除には、無料では(1280×720)HDまでの解像度の書き出しですが、課金するとフルHD(1920×1080)で書き出すことができるようになります。
また挿入できるテキストの数は、無料だと4個までですが、課金すると5個以上無制限に挿入できるようです。←たぶん
試しに20個のテキストを挿入しましたが、まだまだできそうです。
さて「フォントのロック解除」と「広告の非表示」ですが、フォントは英字のみの対応なので、英字を多用する方は課金してみてはどうでしょう。日本語フォントは全て無料です。
広告は画面上部に表示されるだけなので、特に気にならないです。課金する必要もないでしょう。←全くの私見ですが
となるとビデオ機能はすべて使ってみたいですね。240円だと安いと思います。これも私見ですが・・・
とにかく一度無料のまま使ってみてはいかがですか?
テロップ付きの動画を作成したい方は、iMovieなどの無料アプリとこのVontで、動画編集が楽しくなると思いますよ!ではでは・・・