こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
最近、Photoshopを勉強しよう思ってAdobe Creative Cloudのメンバーになったんだけど、Photoshopには液タブってのが必要なんですね!
すでに持っているiPad+Appleで交互性のいいアプリを探していましたが、普通にありました。
こちら「Adobe Photoshop Sketch」
リアルタイムで映写されるわけではないので液タブとは言いませんが、Photoshopとの交互性もよく使えるアプリです。
とりあえずこのアプリでいいんじゃないの?ということで以下に使い方などをまとめています。参考になれば・・・
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Adobe ID を取得
Photoshop Sketchを使用するには、Adobe IDを取得する必要があります。
Creative Cloud メンバーならアカウントでそのままサインインできますが、メンバーでない人は任意のメールアドレスで無償のCreative Cloudアカウントを登録してから使用することができます。
Photoshop Sketchの使用方法
Photoshop Sketchの使用方法は、初回起動時にチュートリアル動画で確認することができます。
この動画では全体の基本操作を紹介していますが、ブラシの使い方・ジェスチャー操作は、キャンバスのメニューバーにある「設定」で確認することができます。
また、すべてのチュートリアルはプロジェクトギャラリー内の「設定」にまとめられています。
「設定」は画面下のメニューバーです。
Photoshop Sketchは特に難しい操作はないので、チュートリアルを見れば分かると思いますが、説明が足りてない部分をこれより補足しています。
環境を整える
チュートリアルと同じ画面の「環境設定」から自分とって使いやすい環境を整えることができます。
環境設定で整えたいのは、やはり指の動作ですね。
描画中に「思わぬ箇所が塗られてしまった」なんて誤動作は特に避けたいです。
ちょっと解釈に迷う日本語訳ですが、設定内容は以下の通りです。
- 現在のブラシで描画⇒Apple Pencilでも指でもペイントできる。
- ジェスチャーのみ⇒Apple Pencilでペイント、指ではペイントできない。
- 消しゴムを使用⇒Apple Pencilでペイント、指は消しゴムが使用できる。
- 現在のブラシで消去⇒指の消しゴムは、使用しているブラシ設定で消去。
指でペイントされないようにするには「ジェスチャーのみ」にチェックを入れましょう。
また、ペイントはApple Pencil、指で消しゴムといった使い方をしたい人は「現在のブラシで消去」か「消しゴムを使用」になります。
「現在のブラシで消去」は選択しているブラシの不透明度などの設定とおりに消去することができます。
ペイント部分を指で微妙な変化をつけたい時はここにチェックです。
また、ここにチェックを入れても消しゴムに切り替えれば、消しゴムで設定した通りに消去することができます。←完全に消したい時に有効です。
レイヤー
Photoshop Sketchのレイヤーは、20枚まで使用することができます。
キャンバスのカスタムサイズはピクセル単位なら最大8192px 最小100pxまでOKですが、大きさに関係なくレイヤー数も20枚です。
レイヤーに写真や画像を読み込むこともできます。
iPadまたはCreative Cloud ストレージに保存した「マイファイル」からの読み込み
またAdobe社の各サービスからの読み込みも可能です(有料あり)
レイヤーパネルをタップして表れるメニューでは、描画モードを変更することができます。[比較][乗算][オーバーレイ]など
ウィンドウの下にある、「内部をペイント」をオンにすればアルファロックできます。
Photoshopのブラシを追加
Photoshop Sketchに搭載されている基本ブラシは4種類ですが、ツールパネルの+アイコンでPhotoshopのブラシを追加することができます。Photoshopを開く必要はありません。
Photoshop Sketchの大きな魅力は、この高品質なブラシが使えるところですね。
他のペイントアプリでも使用可能なものがありますが、ブラシ設定を変更しないで使用できるのがPhotoshop Sketchの魅力です。
私にとってiPad+Apple Pencilで使えるところも大きな魅力ですね。
Photoshopユーザーでなくても使用可能
Photoshopユーザーでなくてもブラシを使用することができます。
右上の「追加」ボタンから「他のソースから読み込み」⇒ iPadのブラウズで追加できます。
ネット上にはPhotoshopで使えるブラシがたくさん配布されているので、パソコンでダウンロードしてからDropboxなどのクラウドサービスを使うのがいいでしょう。
また、追加したブラシの設定を変更することも可能です。
カスタムブラシを作るうえで参考になりますね。設定を変えても「ブラシをリセット」で元に戻るので安心です。
Photoshop、Illustratorに送信する
Photoshop Sketchで描いたイラストは、直接PhotoshopやIllustratorに送信することができます。
上部のメニューバーから「共有ボタン」⇒「アドビデスクトップアプリケーション」を選択。
パソコンにインストールしているPhotoshopにwifi経由で送信されます。
送信後、Photoshop Sketch側で編集を加えても、同じ方法で送信すればPhotoshopに反映されます。
また、レイヤーごとPhotoshopに送信されるので、そのままPhotoshopで編集を続けることができます。
リアルタイムで映写されるわけではありませんが、液タブっぽい使い方ができますね。
Photoshop+iPad+Apple Pencilユーザーなら入れておきたいアプリです。また液タブを持っていない人もPhotoshop Sketchで代用できますね。今後のアップデートにも期待大です・・・では