iOS動画編集アプリLuma Fusionの使い方をまとめました。
無料アプリにはない高度な編集ができるLuma Fusionですが、基本的な使い方を記載しています。
※使用している画像はiPadのインターフェースです。
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シンプルなインターフェース
Luma Fusionのインターフェースは、左上のソースからiPadに保存してある写真や動画、LumaFusionに収録してある文字、トランジションなどを下段のタイムラインに挿入するだけのシンプルな構成になっています。
また、ロイヤリティーフリー音楽も46曲収録してあり自由に使うことができます。
タイムラインに動画を挿入
タイムラインに動画などを挿入するには、ソースから動画を選択→プレビュー画面の左下アイコンをタップです。
また、挿入したい動画をダブルタップすると素早くタイムラインに挿入することができます。
メニューバー
画面上部のメニューバーでは、iCloud Driveなど外部のメディアからインポートすることも可能です。
他にも編集したビデオが自動で保存される「プロジェクト」、「共有」「設定」そして「レイアウト」の変更ができるアイコンが並びます。
「共有」では、編集したビデオをクリップごとに分けて保存できます。共有先はiPadのカメラロール以外にYouTubeなど多数のメディアに対応しています。
- [ムービー]⇒全部のクリップ
- [オーディオのみ]⇒音声クリップのみ
- [プロジェクトアーカイブ]⇒ビデオのみ
- [スナップショット]⇒クリップの時間軸に合わせた画像
「設定」は[プロジェクト設定]と[グローバル設定]ができるようになってます。
- [プロジェクト設定]⇒作成するビデオの設定(フレームレート・アスペクト比・オーディオダッキングなど)
- [グローバル設定]⇒編集する全てのビデオに適用。
フレームレートは60fpsまで対応しています。
タイムライン
LumaFusionのタイムラインには最大6階層のクリップが挿入できます。
上下に分かれていて、上は写真・ビデオ・テキストなど、下は音楽・ナレーションになっています。
具体的な編集は右サイドにあるツールバーから行います。
上から「ツールボックスアイコン」「+アイコン」「ハサミアイコン」の3つがあるので、それぞれ機能を紹介します。
ツールボックスアイコン
- [スリップ]⇒タイムラインのビデオから編集で使う部分を選択。
- [クローン]⇒クリップの複製。
- [取り外す]⇒音声とビデオをそれぞれ別のクリップに分ける。
- [リンク]⇒全てのクリップを固定して同時に動かす。
- [プリセット]⇒収録してある映像効果を挿入する。
- [編集]⇒クリップの細かな編集を別画面へ移動する。
- [クリップ]⇒クリップ内のキーフレーム情報などをコピー・ペースト
上記の内容をツールボックスから編集できますが、ここでは音声付きの動画を無音にしたい時に[取り外す]ことができるので便利です。
また、動画の速度を変えたい場合は、[編集]をタップするかクリップをダブルタップして別画面へ移動します。
移動した編集エディターの「スピード&リバース」から、動画の再生速度を最遅1/240〜最速6倍まで調整可能です。
「オーディオ」アイコンからは、音声にフィルターをかけることもできます。
また、映像効果の挿入[プリセット]も 編集エディターに移動した方が細かい編集ができるので便利です。
LumaFusionではキーフレームを設置して、テキストアニメーションなどの効果をつけることもできます。
詳しくはこちら⇒【LumaFusion】キーフレームを使ったテキストアニメーション
+アイコン
- [ナレーション]⇒iPadのマイクで音声を収録。
- [トランジション]⇒動画の前後、またはカットした動画のつなぎに映像効果を挿入。
- [ブランククリップ]⇒映像の映っていない空白のクリップを挿入。
- [メインタイトル]⇒動画の前に背景のあるテキストを挿入。
- [オーバーレイタイトル]⇒動画の上に載せるテキストを挿入。
+アイコンからは[トランジション]を挿入することができます。
トランジションは動画の前後やつなぎ目に使うアニメーション。こちらも豊富なプリセットが収録されています。
また挿入した音楽・テキストにも挿入できるので、効果的な字幕をつけることもできます。
挿入したトランジションは、ツールボックスの[プリセット]から変更可能です。
テキストの挿入については以下の記事をご覧ください。こちらも編集エディターで細かい編集ができます。
ハサミアイコン
ハサミアイコンは、動画・テキスト・音楽クリップを分割できます。
不要な部分を分割して削除したり、分割した部分に効果を加えたい時などに使います。
有料だけあってLuma Fusionは高機能
今まで動画編集は無料のiMovieを使っていましたが、やはり有料だけあってLuma Fusionには豊富な機能が揃ってますね。
2400円と高額なアプリですが、iPadまたはiPhoneで高度な編集をしたいならLuma Fusionはおススメです。
また編集中に動作が重くなったりすることもほとんどなく、安定性も優れていると感じました。
使っていくうえで気付いた点があれば追記していきます。では・・・