こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。高度なジェスチャコントロールの設定方法の続きです。
前回は、Apple Pencilでは描画のみ、指はジェスチャのみという使い分けをする事によって、 パームリジェクションの精度が上げられるというお話でした。
今回は、その続きで Eyedropper(スポイト)とQuick Menu(クイックメニュー)の設定方法です。
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スポイトは色を吸い上げるツール
スポイトツールは、Procreateのキャンバスに描かれた色をスポイトのように吸い上げてくれるツールです。
リングの中央にあるポイントを合わせると欲しい色が取得できて、お絵描きするには非常に便利な機能です。
前バージョンでは、キャンバスを指で長押してEyedropper(スポイト)を起動させていました。
お絵描きに夢中になっていると、キャンバスに指が触れてしまって勝手に色が変わってしまった。なんて誤動作が起きていたんですね。
わたしはこの機能をOFFにしてたんですが、進化したProcreateは使いやすくなっています。
表示されるリングの解説
まず、表示されるリングの解説をします。
- リングの中央にあるポイントは、選択したい色をあわせる場所。
- リングの上半分が、選択したい色を表示しています。
- リングの下半分は、前回選択した色です。
どんな時に使うかというと・・・ 微妙に色の明暗を出したい時には重宝します。
クイックメニューはショートカット機能
クイックメニューは、キャンバス上に6個の機能を素早く選択できるショートカット機能です。
頻繁に使うボタンを割り当てられるので、作業効率が非常にアップします。
わたしは、「好きなブラシ4個」後は「消しゴム」と「ぼかし」の計6個のボタンを割当てています。
ブラシをいくつも使い分けるので、このショートカット機能はめちゃくちゃ楽です。
レイヤーを多用する人だったら6個ともレイヤー機能っていうのもOKなんで、その人独自の割当て方ができます。
メニューボタンの登録方法
メニューボタンの登録方法は、変更したいボタンを長押しすると登録できる機能一覧が表示されます。
登録できる機能は20種類+好きなブラシが複数 登録できます。
誤動作が防げるジェスチャの設定方法
さて次は、Eyedropper(スポイト)とQuick Menu(クイックメニュー)を起動させるの設定方法です。
設定方法は全部で5種類。
- タッチ
- □をタップ
- □+タッチ
- □+Apple Pencil
- タッチして押さえる
ジェスチャコントロールに5種類の設定方法があるんですが、「タッチ」と「タッチして押さえる」は除外します。
タッチは、キャンバスを指で押さえて起動する方法なんで、前バージョンのように誤動作する原因になるので除外です。
後の3種類をスポイトとクイックメニューに振り分けて設定することになります。
□のマークは、変更ボタンのこと
サイドバーの中央に追加されている□のボタンが変更ボタンです。
スポイトやクイックメニューを表示させるコマンドキーのようなものです。
この変更ボタンを押さないと起動しないので、誤動作は防げるようになります。
わたしの設定はこちら
Eyedropper(スポイト)は、変更ボタンを押しながら、指かApple Pencilでキャンバス上の取得したい色を選択。
Quick Menu(クイックメニュー)は、変更ボタンをタップするだけで表示されるように設定しています。
色々と設定方法を変えてみましたが、これがベスト。誤動作もなく快適な環境で作画できています。
サイドバーに追加された変更ボタンにより、誤動作が防げる設定ができようになりました。