基本情報
- 所在地:高槻市清福寺町23-2
- 電話:072-681-6662
- 交通:JR高槻駅北口から、市営バス<関西大学>行き「郡家本郷」下車 、徒歩約3分
- 駐車場:あり(20台)
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歴史
創建後1000年以上は経つ歴史のある神社。
戦国時代に一度焼失しましたが、文政11年(1828年)に再建されました。
御神木の「ムクの木」は、平成元年(1990)に市の保護樹林に指定されています。
阿久刀神社は平安時代にまとめられた「延喜式」の9,10巻「延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)」(927年成立)に記載されている律令時代の式内社です。
延喜式とは、平安時代の律令の施行規則であり、全50巻3300条の条文からなるもの
簡単に言うと、現在の法律条文が記載された本のこと
ほぼ完全な形で残っていて、細かな事柄まで規定されているため、古代史研究のうえで重視されています。
延喜式の9.10巻は、当時「官社」とされていた神社一覧を延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)として、延長5年(927年)にまとめられました。
延喜式神名帳に記載された神社を延喜式内社、または式内社、内社と呼び、当時朝廷から重要視された神社のことです。
高槻市の発掘調査で、奈良時代の郡役所・嶋上郡衙(ぐんが)跡などがみつかり、一帯が古代の三島の政治・経済の中心地だったことが明らかになっています。