こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
色弱の人でも石原式検査表が読めるアプリを紹介します。
以前、紹介した色弱者のための補助ツール「色彩ヘルパー」に続いて、今日は「色のめがね」です。
このアプリの大きな特徴は、「色を見分ける」機能があること。
わたし達に見えてない色を見せてくれるアプリです。
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石原式検査表が読めるのか?
色弱者が見えてない色と言えば、真っ先に思い出すのが石原式検査表です。
石原式検査表は、色弱者が間違いやすい混同色をちりばめて、数字や文字を読ませるもの
色弱者には、イヤーな思い出ばかりの検査表です。
わたし達の年代は、健康診断で色覚検査が普通にあった時代。
友達が次々と検査をパスしていく中、私にはどうしても読めませんでした。
先生を含め、全員が不思議そうに私を見てる。
自分が何か勘違いをしているんじゃないか?見方がおかしいのか?
と思いつつ検査表をにらみつけても読めません。読めたとしても間違っている。
逆に、皆がスラスラと読んでいるのが私には不思議でした。
先生が「お前まだ治らないのか?」と言った言葉は今でも忘れられません。
今よりもズ~と色弱について、知識不足の先生が多かったように思います。
治るどころか一生読めることはないんですよ!先生
さて、このわたし達に見えない混同色が「色のめがね」を使うと見えるのか?
つまり、石原式検査表が読めるのか?
検証してみました。
色弱者が見えている数字
まず、色覚正常の人が分かるように、今私が見ている数字を教えます。
正常の人は、下に用意した12個の数字はすべて読めますね!
では、赤系色弱(1型2色覚)の私が見てる数字を教えします。
この検査表の場合、わたしが認識できる数字はここまで↓↓↓↓↓
左縦の3枚以外は、全部読めないか、間違っています。
「56」は所々途切れていますが、なんとか読める状態。
あと、「29」が10か70にみえます。「42」は左の4が見えてるだけ。
「8」は5に見えるし、「5」は2に見えてます。
その他は、ただ色が散らばっているだけで、数字なんてものは存在しません。
これを「色のめがね」で見てみます。
正常者の見ている世界を体感
アプリを起動して、カメラで見てみると・・・
数字がハッキリ読めます。
生まれてはじめて検査表が読めました。まさに、正常者の見ている世界を体感した瞬間です。凄い!
これもまた、色弱者の眼の代わりになってくれるアプリです。
「色のめがね」は、「色を見分ける」機能以外に、「色を見つける」、「シミュレーション」の3っのモードをサポートしてくれます。
「シミュレーション」モードは、色弱3タイプごとに見ている色を正常色覚の人に伝えるモードです。
つまり、正常者が色弱者の見ている色を体感できるモードです。正常者をサポートした色翻訳機能ですね!
「こんな色に見えてんのか!」ってことが体感できます。
わたし達にも嬉しい機能です。
無料なんで是非、体感してみてください!