こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
江戸時代の高槻が学べる施設、高槻しろあと歴史館 に行ってきました。
しろあと歴史館は、資料と映像そして模型などで、高槻の歴史が学べる施設です。
定期的に企画展・特別展も開催しているので、高槻にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
今回は、写真撮影はOK! ってことなので、写真多めで紹介します。
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第39回トピック展示「季節を彩る郷土玩具 ~十二支の戌~」
只今の企画展は、「季節を彩る郷土玩具 ~十二支の戌~」です。
来年(平成30年)の干支「戌年」にちなんで、全国から寄贈された犬の土人形や張り子が常設展示室の一部を使って開催されています。
こちらは、平成30年2月25日(日曜日)まで
しろあと歴史館が収蔵している玩具コレクションです。
犬は、人間が家畜化した最も古い動物。
多産で安産な動物と考えられ、昔は犬の張り子を産室に置いて、安産のおまじないをしたんだとか・・・
高槻城と城下町
常設展示室のトピック展示を見た後は、高槻城と城下町です。
高槻城は、戦国末期の1573年から85年までの12年間、キリシタン大名で知られる 高山右近が城主 を務めたことで有名ですが・・・
その後、次々と城主が変わり、慶安2年(1649)から明治まで、譜代大名・永井家13代が城主を務めました。
高槻城の藩主は高山右近だけじゃないんだよ!・・・てことをここで学んじゃいましょう。
次は、当時の城下町と現代を比較してみます。
江戸時代の絵図を元に当時の城下町を模型で再現しています。
こちらは、Googleマップ
高槻城と二の丸御殿、三の丸 あたりは、市民グランドや公園・学校に変わってますが、
現代も当時の城下町の風情が残る街並みになっています。
ちなみに高槻城の本丸があった場所は、大阪府立槻の木高校(旧島上高校)です。
こちらは、寄贈品ようです。「奥野家蔵」って書いてあります。
天守など主要建物の大棟を飾った「鯱瓦」です。
火縄銃と当時の銃術大会の記録表です。
右下に置いてある「簡易な防具・畳額当(たたみひたいあて)」ってなんじゃろか?
城下町のくらし
次は、城下町のくらしコーナーです。
城下町は、武士や町人の家屋敷や寺社などが建ちならぶ場所。
当時の人々のくらしを出土品や資料で紹介しています。
遊び道具は、ひと昔前(昭和)とほとんど変わっていません。
映像で城下町のくらしを紹介しているのが「しろあと座」です。
中央のボタンを押すと芝居が始まります。約20分くらい
ボタンを押したら最後まで見ましょう!押し逃げ厳禁←別に注意書きはありません
西国街道と芥川宿
西国街道は、京都(東寺口)から大山崎、高槻などを通り、大阪市内を経ないで西国(下関、九州まで)へ至る江戸時代の重要な幹線道路。
街道沿いには、宿場として栄えた芥川宿(高槻市芥川町)がありました。
そこを通る大名行列の一行を模型で表現しています。
よくできてます。とてもリアル!
街道沿いには、道しるべや常夜灯が建てられていました。
高槻市に現在も残っている石造物を地図と共に案内してくれてます。
芥川宿と江戸時代の絵図が一致する場所も展示してます。
普段、何気なく見ていた風景が江戸時代のままだったとは・・・感動!
淀川と船運
江戸時代の淀川は、大阪と京都を結ぶ重要な交通路。
淀川を行き交うさまざまな船が、人々の生活や経済活動を支えていました。
大阪の八軒屋と京都の伏見を結んでいたのが、「三十石船」です。
子ども体験コーナー
1階のホールには、子どもと一緒に楽しめる「子ども体験コーナー」があります。
こちらは、お子様連れにはおすすめです。
レプリカの兜やよろいを自由に着て写真撮影ができます。
戦国武将になりきりたいお子さんには嬉しいコーナーです。
あと、陣羽織や戦国時代に日本にやって来た南蛮人の衣装などを自由に着用できます。
こちらは、女子向けかな?
子ども向けの歴史本も自由に閲覧できます。
本物の二枚胴と兜
びっくりなのがこれ!
江戸時代製作の本物の二枚胴と兜に触れることができます。
受付に声をかけると火縄銃にも触れることができるというからビックリです。
もちろん、大人もさわれます。
最後の写真はこちら「わらべ人形」です。
ホールに入ってすぐ左の場所に、大名行列のわらべ人形があります。
実はこれ、わたしのイチオシ!表情がとてもかわいいです。
「もっと目立つ場所に設置すればいいのに!」って思うのですが・・・
展示品と資料をじっくり見ながら閲覧すると有意義な時間が過ごせる施設です。あと近隣には城跡公園もあるのでお子様連れで是非どうぞ!
基本情報
- 名称:高槻市立しろあと歴史館
- 所在地:高槻市城内町1-7
- 電話 :072-673-3987
- 交通:阪急高槻市駅から南へ徒歩約10分。JR高槻駅から南東へ徒歩約15分
- 駐車場:無料(9台まで)
- 入館料:無料 ※特別展・企画展は有料の場合あり
- 開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時半まで)
- 休館日:月曜日・祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は、火曜日が休館) 年末年始(12月28日~1月3日)