充実感

こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。

今年も残すところ2ヶ月です。「1年経つのは早いなー!」なんて声が、あちこちで聞こえてきます。

まぁオヤジに多いセリフですけど・・・

実際に、1年が短く感じられるようになったと思うことありませんか?

忘年会の席でも若手社員をつかまえては、「20代なんて、あっという間だぞ!」なんて説教じみたこと言うオヤジ多いですよね!

大きなお世話だと言われそうだけど・・・

実はこの「年を取るほど1年が早く感じるようになる現象」ってジャネーの法則と呼ぶそうです。

ジャネーの法則

そもそもジャネーの法則の「ジャネー」というのは、この法則を発案した人なんだけど、1年の長さをこんなふうに説明しました。

50歳の人にとっての1年は、人生の50分の1の長さ。

5歳の人にとっての1年は、人生の5分の1の長さ。

どうでしょう?この違いは数値として明確ですよね。

要するに「今年の1年」というのは「自分の年齢分の1年」。

年を取るほど「1年の比重」がだんだん小さく(短く)なってくるので「1年って早いな!」て感じやすくなるという事です。

そしてもう一つの大きな要因は、日々の充実感や新鮮さです。

普通、子供の頃は、毎日がワクワク状態。やることなすこと初めての出来事で、毎日が新鮮です。

一方、私たち大人は、毎日が単調になりがち。

1年を振り返ってみても真新しい出来事ってそんなには出てきません。

ちょっと想像してみると、今年はあんなこともしたし、こんなことにも挑戦したなあー。と非常に充実した1年と特に何もしない平凡な1年。

後で振り返ってみると、そりゃあ何もしなかった1年は、思い出す事が少ないので、あっと言う間に感じるってこと。

なので、ここで何気に思うんですが、「1年経つのは早いなー!」て言うセリフ。

裏を返せば、「今年も単調な1年だったなあ!」て言っているのと同じだったりするわけです。

充実した毎日を送るのは、大人の方が上手

1年の比重という意味では、私たち大人がいくら頑張ったところで子供たちに適うわけがありません。

しかし、毎日を充実させるという意味では、大人の方が、はるかに選択肢や可能性が多いはずなんです。

どうしても充実感というと、特別な出来事を想像してしまいがちですが、目の前にある事を角度を変えてみると充実感に値することはあるはずです。要は考え方ひとつ。

案外当たり前すぎて見落としている部分多いんじゃないかな?

充実していないんじゃなくて、充実感に気が付いていないなら、もったいないですから・・・

今年も後、2ヶ月です。いや2ヶ月もあります。

日々の充実感を再確認すると共に、「1年経つのは早いなー!」ていうセリフの言い過ぎには気を付けた方がいい。というお話でした。

楽じい

まだまだやりたい事いっぱいあって、「1年じゃ足りない!」って言えるほど充実した毎日を送りたいです。では・・・

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