こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
Photoshopことはじめ!ということで、ブラシツールを使って水平線・垂直線・斜線を引いてみました。
Photoshopには直線ツールのほか、ブラシツールでShift キーを押したままドラッグすると正確な水平線・垂直線を引くことができます。
ですが、微妙な位置にマウスポインターを合わせるのって意外と難しいですよね。
まだ慣れてないからだと思うのですが、今日はマウスを使わずキーボードだけで操作する方法を考えてみました。
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キーボードでマウスポインターを操作する。
windowsのマウスキー機能を有効すると、キーボードだけでマウスポインターを操作できるようになります。
Photoshopは「マウスでドラッグ」といった操作を頻繁に使い、直感的にできるのですが「ほんの少しだけ動かしたい」なんて時は非常に神経を使いますよね。
こんな時キーボードのテンキーで操作できれば非常に便利です。
また、従来通りマウス操作は可能なので、ぜひ有効にしておきましょう。
マウスキー機能を有効にする
次の手順で、マウスキー機能を有効にします。
1.「スタート」ボタン⇒「設定」
2.Windowsの設定が表示されるので、「簡単操作」をクリックします。
3.項目の中から「マウス」を選択して設定を行います。
- まず「テンキーを使用するためにマウスキー機能をオンにして、マウスポインターを移動する」をON
- 次に「NumLock キーがオンのときに限り、マウスキー機能を使用する」のチェックを外します。
ここにチェックが入っているとマウスキー機能の切り替えはできますが、テンキーは使えなくなります。
Photoshopは、数字入力も頻繁に行うのでチェックは外しておきましょう。
- 「タスクバーにアイコンを表示」にもチェックを入れておくとポインターの速度を変更したい時などに便利です。
- 「ctrlキーを押したままして加速」は今回必須なのでチェックです。
4.設定が終われば「✖」をクリックして完了です。
操作方法
マウスキーの操作方法は、下図のようにテンキーを矢印の方向に押下するとポインターがその方向に移動する簡単な操作です。
左クリック
マウスの左クリックにあたるテンキーの操作は、【/】(スラッシュ)キーを押下した後【5】が左クリックになります。←【/】+【5】ではありません。
右クリックは【-】(マイナス)キーを押下した後に【5】が右クリックになるわけですが、今回は必要ないので使いません。
つまり、一度【/】を押すと【-】を押さない限り【5】が常に左クリックとして活用できよるようになります。
ちなみに【+】はダブルクリックですが、【5】を連続して押下してもOKです。
ドラッグ
テンキーでドラッグする方法は【0】を押下した後、矢印の方向にテンキーを押下するとそれぞれポインターが移動。【0】を押し続ける必要はありません。
ブラシツールでマウスをドラッグして線を描くのと同じ状態です。
線を描いた後は【5】を押下すると左クリックの解除となります。
【0】⇒(矢印方向のテンキー)⇒【5】の繰り返しですね。
また、【0】を押下した後トラックパッドで描くこともできますが、今回は水平・垂直線を描きたいのでテンキーのみで操作します。
【ctrl】キーの活用
矢印方向のテンキーを押下し続けるとゆっくりポインターが移動し、小刻みに押下すると同じ間隔で移動します。
ここで【ctrl】キーを活用するとポインターが加速して移動します。また【ctrl】+テンキーを小刻みに押下で大きく同じ間隔でポインターが移動します。
同じ間隔ていうのが今回のポイントで、例えば【ctrl】+【6】を4回押下⇒【ctrl】+【8】【4】【2】と同じ回数を押下すると正方形ができあがります。
また斜めのキーは45°の角度で移動するので、三角形や立方体なども描くことができます。
他にも垂直・水平キーと斜めのキーを同時に押下するとちょっとした曲線を描くこともできます。←タイミングが難しいですが
ポインターの間隔を調整する
小刻みに移動するポインターの間隔を調整するには、タスクバーのアイコンからすぐに調整することができます。
ポインター速度の「最高速度」を調節することで、【ctrl】+移動キーの間隔を調整できます。
タスクバーからすぐに調整できるので便利ですよね!
今回は、Photoshopのブラシツールに限ってのお話でしたが、他のツールでも微妙な位置にポインターを移動したい時はこのマウスキー機能が有効だと非常に便利です。疲れないので・・・