基本情報
場所 | 高槻市上土室一丁目 |
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アクセス | JR富田駅から市営バス<公団阿武山・日赤病院>or<大阪薬科大学>行き「上土室」下車、徒歩5分 |
駐車場 | なし |
遊具 | コンビネーション遊具・鉄棒・砂場 |
設備 | トイレ、休憩場、ベンチ、ハニワ工場館 |
ハニワ工場館:時間 | 午前10時~午後5時(無料) ※公園内は終日利用OKです。 |
ハニワ工場館:休館日 | 12月29日~1月3日 |
TEL | 072-695-8274 |
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高槻市の新池ハニワ工場公園は、古代のハニワ工場である新池埴輪製作遺跡をそのまま公園にしたものです。
公園内には、発掘調査跡をそのまま保管している「ハニワ工場館」があり、実物の窯を展示しているほか、マンガ陶板や復元埴輪を通して、埴輪づくりの様子が楽しく学べるようになっています。
新池埴輪製作遺跡
新池埴輪製作遺跡というのは、継体大王の墓といわれる今城塚古墳のハニワが作られていた日本で最古最大級のハニワ工場跡です。
発掘調査の結果、今からおよそ1500年前のハニワを焼く窯18基と作業場が3棟、それにハニワ職人の竪穴式住居14棟があったことも明らかになっています。
窯跡と作業場
こちらは、発掘調査跡に復元したハニワ窯。
窯跡の発掘調査の様子をマンガ陶板を使って説明しています。
こちらの窯跡は、コンクリーで覆って保存。
ハニワ窯のほかに作業場も発掘調査跡に復元されています。
ここでは埴輪づくりの体験学習ができます。
ハニワ作りの体験学習は定期的に開催されているようです。
ハニワ工場館
斜面を利用して建てられた「ハニワ工場館」は、発掘調査跡をそのまま保管。
館内ではビデオで古代ハニワ工場を解説し、より理解しやすくなっています。
開館時間は午前10時~午後5時までと入館制限はありますが、公園内は出入り自由です。
マンガ陶板と埴輪
「ハニワ工場館」の入口まで、マンガ陶板を使って埴輪づくりの様子を解説しています。
新池に沿って配置されたマンガ陶板と埴輪の模型。
説明によると新池の川底からもハニワ群が見つかったんだとか・・・
マンガ陶板による解説は、「ハニワ工場館」入口まで続いています。
遊具など
公園なので遊具もちゃんと設置してあります。
史跡の雰囲気を壊さないためか、木目調の遊具でした。
トイレも完備してあります。
ツツジ
斜面の窯跡にはツツジの木が植えられています。
品種はキリシマツツジやヒラドツツジなど
訪れた時はまだ全部咲いていませんでした。
見頃はもう少しあとのようです。
サツキツツジという品種は綺麗に咲いていました。
公園内はすべて無料です。高槻市民にも余り知られていないかもしれませんが、かなり本格的な古代史跡です。
追記:コインパーキング
すぐ近くにタイムズのコインパーキングがオープンしています。
パーキングの前の道路を渡れば案内板があるので、その方向に向かって10mほどで公園入口に着きます。