水洗いの目的は、ボディに付いた砂や埃を流す事です。
ボディには目に見えない「微砂」「微粒子」が付着しています。 いきなりスポンジでゴシゴシ洗うのは禁物。
「○○年保障のガラスコーティング!水洗いでOK!」と言っても間違った洗車をしていると洗車傷がどんどん増えていきます。特にガラスコーティングは透明な膜で覆われているので傷が目立ちやすくなります。
その他、シャンプー洗車、鉄粉除去、ピッチタール除去、傷消しのためコンパウンドで磨くなどの工程は、水洗いが終了してから行うのが基本。
この「微砂」「微粒子」が洗車傷を付ける最大の敵なのです。
正しい水洗いを実践していつまでも愛車を綺麗に保ちましょう!
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水洗いの順序
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ジェット水流で砂、埃を洗い流す
はじめにホースのジェット水流で目立った汚れ、泥などを勢い良く洗い流しましょう! 大量の水で洗い流したいところですが、節水の事を考えると高圧洗浄機があればベスト。水を掛ける場合には、ルーフなど高い位置にある部分 から低い所へ移るのが基本です。
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クロスと水流で「微砂」「微粒子」洗い流す
水を含ませたマイクロファイバークロスでボディの上を滑らすイメージで、水と一緒に砂や埃を流していきます。決してクロスを押さえ込んでボディを擦ってはいけません。 クロスとボディの間の水がクッションになるように滑らしながら「微砂」「微粒子」を流していきます。クロスが汚れてきたら面を変えるか流水で洗い流すかして常に綺麗なクロスで作業します。 この工程が傷を付けない最も重要なポイントです。
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ホイールを洗車
次にホイールを洗いますが、やり方はボディ面と同じです。ただしボディよりもかなり汚れが付着している場合が多いのでクロスは別途用意します。
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専用クロスで水滴を拭き上げる
最後に吹き上げです。この時今までの作業時間内に再度、埃などが付着していると想定してもう一度ジェット水流で全体を洗い流してください。 クロスは新しい物を用意するのがベストです。なければボディ面で使用したクロスを綺麗にして使用しますが、洗車傷を付けない為には吹き上げ専用のクロスを用意するのが最良の方法といえます。