こんにちは!楽じい(“@rakujii7“)です。
昨年9月からamazonプライムビデオがスタートして10ヶ月。配信本数もかなり増えてきましたね。
わたしは、iPad Pro(12インチ)の大画面で、このamazonプライムビデオを楽しんでおります。
寝っ転がって観るには、最高の息抜きです。迫力満点じゃあ~!
その中から、70年代のなつかしいTVアニメ「アルプスの少女ハイジ」が配信されていたので、思わずウォッチリストに追加しました。
わたしの子ども達もハイジが好きだったので、全話ビデオテープに録画して、すり切れるほど観ていたなぁ。
今観てもかわいいハイジでした。
「アルプスの少女ハイジ」あらすじと見どころ
アルムの山へ
幼い頃に両親を亡くしたハイジは、5歳になるまで母方のおばさん(デーテ)に育てられます。
デーテの勝手な都合で、アルプスのアルムの山小屋にひとりで住んでいる、実のおじいさん(アルムおんじ)に預けにきます。
「今まで育てたんだから、今度はおじいさんが育ててよ!」
フランクフルトに働きに出ることになったデーテは、自分勝手な都合でハイジをアルムおんじに押し付けます。
ほんと勝手なおばさんです。
アルムおんじも「もう、2度とここに来るな!」とデーテを追い返してしまいます。唖然とするハイジ。
ハイジを押しつけられたおじいさんは、不機嫌に黙り込みます。
しかしハイジはそんな事にはおかまいなしです。
うれしそうに山小屋のまわりを駆け回り、屋根裏の窓から見えるアルプスの雄大な自然の景色に感激し、干し草のベッドを作って大喜びです。
気難しいおじいさんもそんなハイジを見ているうちに、いつになく自分の心が楽しく和んでくるのを不思議な思いで感じていました。
アルムの山に朝が来ました。デーテおばさんと別れたハイジはおじいさんと山小屋で初めての朝を迎えます。
羊飼いのペーターは村の人やアルムおんじの山羊を連れてアルムの山に登り、牧場に行って草を食べさせたり面倒を見る仕事をしています。
ハイジもペーターと一緒に山の牧場に行って、アルムの雄大な景色に魅了され、うれしさをかくせません。
アルプスの大自然の中で健やかに育っていくハイジ
夏も終わりに近づき山の生活になじんだハイジはペーターに負けないような山羊飼いになろうと思い始めます。
おじいさんの真似をして山羊の乳を搾ってみますが、うまくできません。
またペーターのように口笛を吹いて山羊を集めようとするのですが、出るのは変な音ばかりでした。
再びデーテおばさんが現れる。
ハイジが8歳になった時、デーテが再び山に現れ、今度はハイジをフランクフルトの大金持ちゼーゼマン家に連れていくと言う。
「ハイジが行きたいと言うなら連れていけ!」とおんじが言ったものの、デーテに巧みに騙されたハイジはフランクフルトへ向かってしまうのです。
ペーターやペーターのおばあさんは悲痛な声をあげるが、おじいさんにはどうする事も出来ません。
夢遊病になってしまったハイジ
フランクフルトでハイジを待っていたのは、足の不自由な少女クララとゼーゼマン家の人達。
ハイジは、家に閉じこもったクララの友達となるよう命ぜられ、厳しい躾や勉強も強制されるのです。
アルムの話題も禁止され、ハイジはフランクフルトでの生活に馴染むことができません。
やがてハイジは、アルムの故郷を思うあまりにホームシックにかかり、それによって夢遊病の状態となってしまうのです。
クララの主治医は、ただちにハイジをアルムへ帰す様に指示するのでした。
夢にまで見続けたアルムの山へ帰してもらえる事になったハイジは大喜びです。
仲良しなったクララと別れることはとても辛いけど、汽車がフランクフルトを離れるともうハイジの胸にはアルプスの大自然が懐かしく思い出され山がもうすぐそこに見えてくるようでした。
そしてマイエンフェルトまであと3つの駅まで迫った時、トンネルを抜けるとアルムの山が目の前に広がって来たのです。
ハイジは山に帰って来た嬉しさで「帰って来たのね、山へ帰って来たんだわ」と言って涙を流して喜ぶのでした。
ハイジは初めてアルムの山へ来た時の姿でおじいさんのもとに帰って来ました。
初めはあっけにとられていたおじいさんもハイジをしっかり抱きしめ暖かく迎え入れてやるのでした。
おじいさんはハイジに尋ねます。
「ハイジ、お前は本当にわしと一緒に山にいられるか?」
「ずっとここにいるわ私、だってここが私の家なんだもん、私の家よ。そうでしょ、ねぇおじいさんそうでしょ」
「ハイジ… そうだとも、そうだとも」「よかった」それを聞いたおじいさんは嬉しくて思わず泣きそうになってしまうのでした。
足の不自由なクララがアルムの山へ
アルムの山に戻って来たハイジは、すっかり元気をとりもどします。
一方クララは、ハイジをアルムの山へ帰してあげる条件に、わたしをアルムへ連れて行ってあげるという父のゼーゼマンとの約束がなかなか実現されません。
そんなある日クララは「アルムの山に連れて行ってくれるまでは食事をしない」と言いだします。
そしてついにクララとハイジは再開します。
クララは静養を目的としてアルムの山に滞在することになったが、おじいさんとハイジは、クララが歩けるようになると信じて歩く練習を始めるのでした・・・
「クララが立った!」「歩いた!」大喜びのハイジ。
アルムの夏も次第に深まり緑の色も一段と濃さを増す頃、クララは何とかつかまり立ちができるようになっていました。
しかしもう少しのところで恐がってしまいクララはなかなか一人で立てるようにはなりません。
転ぶ事を恐がり、ちょっとした事で理由をつけて練習をやめようとする弱気なクララを見たハイジは泣きながら
「クララのバカっ! 何よ意気地なしっ! 一人で立てないのを足のせいにして、足はちゃんとなおってるわ!」
「あたしもう知らない! クララなんかもう知らない!」
そう叫ぶとハイジはクララをおいて駆け出してしまったのです。
クララはハイジを追いかけようと思わず立ち上がってしまいました。
そうです、クララは一人で立てたのです。
さっそくおばあさまにクララが立てた事を手紙で報告しようとしますが、クララの提案でおばあさまには内緒にしておく事にしました。
クララは自分が立つだけでなく絶対歩けるようになってみせるから、それまで内緒にしておいて、おばあさまとお父さんに歩く姿を見せて、びっくりさせるのだと考えたのです。
おばあさまとゼーゼマンさんがアルムの山小屋にやって来ました。
クララは椅子に座ったままお父さんとの久しぶりの再会を喜びます。
ゼーゼマンさんはクララがフランクフルトにいた頃には考えられないほど、元気になっていたのでびっくりし、クララを元気にしてくれたおじいさんやハイジ、ペーターやアルムの山に感謝するのでした。
ところがおじいさんは、
「驚くのはまだ早いですよ、子供達を見てやってください」
クララを見たおばあさまとゼーゼマンさんはクララが椅子から立ち上がった姿を見て目を疑いました。
「立った、クララが立ち上がった…」「クララが一人で立っている…」
しかも立っただけではなく、クララは一人で歩きだしたのです。
クララとおばあさま、そしてゼーゼマンさんは抱き合い
「ああ、私は夢を見ているのじゃないでしょうね」
「夢じゃないわ、歩けるのよ、私。立てるのよ、歩けるのよ、パパ」そう言って3人は涙を流して喜びました。
全52話を一気に観てしまいました。ラスト3話は感動して・・・涙でした(笑)。amazonプライムビデオは懐かしのTVアニメも追加中です。