6月18日朝8:00前、大阪府北部を震源として関西・四国地方を襲った地震は、23年前の阪神淡路大震災に匹敵する揺れを観測しました。
私の住んでいる高槻市は震源地に近いので震度6もあり、揺れると言うよりも「跳ね上がった」って感じでしょうか。
いきなり下から突き上げられ、家の中の物が跳ねて散りました。
これも直下型地震の特徴で、縦揺れが30秒ほど続いたかと思います。
幸い家は倒壊しませんでしたが、あの阪神淡路大震災よりも大きく揺れたように感じました。
その他、地域の被害状況はTV等で報道されている通りです。
さて、今日はこの大地震を経験した中で大事なことを備忘録として残します。
混乱が今も続いているガスの供給停止について・・・
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震度5以上揺れると都市ガスは遮断される
皆さん、震度5以上揺れるとガスの安全装置(マイコンメーター)が作動し、自動的にガス供給が遮断されるってご存知ですか?
これは阪神淡路大震災後に大阪ガスが設置した安全装置です。
大火災が発生した阪神淡路大震災の教訓を生かしたシステムなんですね。
しかし、今回の大阪府北部地震で人々が混乱した1つに、この安全装置が作動しているだけなのに、復旧方法を知らずに待っている人が非常に多かったです。(今もいる)
大阪ガスが供給をストップしている地域は、高槻市、茨木市、吹田市、摂津市の一部です。
一部といっても11万戸ありますが(6月19日19:00時点)
つまり、ガス供給停止エリア外の地区はガスが使えます。
ガスが供給されているか?確認方法は?
ガス供給停止エリア外なのか分からない人は、マイコンメーター(ガスメーター)で確認できます。
確認方法はこちら
表示ランプが赤く点滅していれば、ガスが供給されています。
ガスが使えなくて点滅もしていなければ、ガス供給がストップされている。
復旧操作手順
赤いランプの点滅が確認できたら復旧操作できます。
復旧操作の前に大事なことは、ガスもれの確認。
部屋の中またはガスメーター周辺が、ガス臭くなければ次の手順で操作します。
【手順1】すべてのガス器具のガス栓が閉まっているか確認
ガスコンロなどのガス器具のガス栓が閉まっているか確認します。
全てです。
これも重要な安全確認!
【手順2】復旧ボタンのキャップを外す(左回り)
【手順3】復旧ボタンを奥までしっかり押す
復旧ボタンを奥までしっかり押すと、赤い点滅が点灯に変わります。
変わったら手を離す。
【手順4】手を離してそのまま待つ(3分くらい)
手を離して待ちます。
また点滅になるんですが、そのまま待っていると点滅が消えガスが使えます。
私の場合、点滅したのでまた復旧ボタンを押し直してましたが、ほっとくと消えます。
ガスメーターの種類などはこちらを参照→大阪ガスHP
まとめ
ガスが供給されているのか?
それともガスの供給がストップされているのか?
ネットを見ても分からない場合は、ガスメーターを確認です。
赤いランプが点滅していれば、安全装置が作動して止まっているだけ。
復旧操作でガスが使えます。
”供給停止エリア外のひと~” ”待っていても誰も来てくれませんよ~” 自分でやってください